データチェック

完全データ入稿にあたってチェック項目を設けております。
上記のようなことにならないよう必ずご確認下さいませ。

Illustrator / Photoshop クイックチェックポイント

ファイル形式

◇画像のカラーモードはCMYKにしてください[イメージ]→[モード]。RGBモードからCMYKモードに変換した場合、 色の変化が生じることがありますので、変換後に必ず色の調整をお願いします。

◇全てのファイルを1つのフォルダに入れてください。そのフォルダを圧縮するなどして入稿してください。

画像解像度

◇イラストレーターのドキュメント設定を必ず高解像度に設定してください。これを中か低解像度のまま入稿すると、グラデーションや透明機能は周りに白い縁で印刷されます。必ず高解像度に設定してください。

◇画像を製作する場合は原寸のサイズで製作し、解像度を350dpiに設定してください。
画質は入力時点での解像度で決まりますので、低解像度から高解像度に数値を上げても画質は向上しません。
低い解像度で入稿した場合、見えない/読めない結果になります。149dpi以下のデータはトラブルとなりやすいため、出力をお断りすることがございます。

ドキュメント設定

◇ドキュメント設定はデザインより大きく設定してください。

ドキュメントカラー設定/特色

◇フルカラー印刷の場合は必ずCMYKモードにて作成してください。特色やカスタムカラーを使用されると思い通りの出力結果 が出ないので必ずCMYKでカラー調整をお願いします。

◇1色印刷の場合は黒1色でデータを作成してください。

◇2色印刷の場合は、プロセスカラー2色で作成するか特色設定のカラーで作成ください。その際、実際の刷り色がわかるよう に入稿時必ずご指示下さい。

◇画面上ではRGBの光でモニターに画像を表現しますので、モニター上の色と印刷時の色はかなり異なります。

◇色にこだわる方には校正出力(費用別途)を行うことをおすすめします。

フォント

◇使用フォントは自由ですが、入稿時には必ず、すべてのフォントをアウトライン化[文字(書式)]→
[アウトラインを作成]してください。弊社にお客様が使用されているフォントが無い場合、正しく表示されないためです。
アウトライン化することによりフォントが文字ではなく、オブジェクト(図形)として認識されます。アウトラインをかける際は全てのロックを解除して、全てのフォントを選択した上で行ってください。
ロックがかかっているフォントはアウトライン化されません。

◇テキストを入力しようとして中断すると、テキストは入力されていないのに、テキスト情報だけがオブジェクトとして存在する“空テキスト”が作成されます。この“空テキスト”はアウトラインの対象とならないのでテキスト情報のみが残り、出力時にフォントが存在するというトラブルになります。その為、フォントをアウトライン化した後、フォントがすべてアウトライン化されていることを確認[文字(書式)]→[フォント検索]してください。必ずフォント情報は全て削除しておくようお願いいたします。

トンボ

◇トンボは[フィルタ]→[クリエイト]→[トリムマーク]で作成してください。“トンボ”[オブジェクト]→[トンボ]→[作成]は出力されないので、使用しないでください。

非表示レイヤー

◇非表示になっているレイヤーは出力されません。トラブルの原因となりますので、必ず削除してご入稿ください。

隠す機能

◇非常にトラブルが多いためご注意下さい。必要の無いデータは削除したうえでの送付をお願いいたします。
"隠す"コマンドを使用した場合、全て表示して削除いたします。トラブルの原因となりますので、隠す機能は使用しないでください。

ロック

◇ロックされているオブジェクト又はレイヤーは、データチェックの際に全て外します。トラブルの原因となりますので、ロックはしないでください。

塗り足し、マージン

◇原稿サイズの端(断ち仕上げの位置)まで出力イメージがある場合は、必ず3mmの塗り足しを作成してください。
断裁時にズレが生じます。塗り足しが無い場合、断裁時に用紙の端に白い紙色が出てしまう場合があります。

◇文字や断裁で切れては困るデザインなどは、実寸より5mm内でデザインして下さい。
断裁時に1mm~2mmずれることがあります。実寸ギリギリに配置されますと、断裁時に文字やデザインが切れてしまうことがありますのでお気をつけください。

紙・プラマーク

◇底面に紙マークとプラマークを記載いたします。予めご了承下さい。

ファイル名称

◇ファイル名称は全て半角英数字で保存してください。日本語でファイル名を作成しないでください。文字化けが発生しリンク切れする場合があります。また001.epsのような単純なファイル名は使用しないでください。
弊社のコンピュータ内に同じ名前のファイルが存在する場合、間違ってリンクする可能性があります。

データの不備

◇弊社では完全データをいただくことで、低価格のサービスをご提供させていただきます。原稿に不備があると出力できない場合や、思った通りに出力されない場合があります。その場合、当方では一切責任を持てませんので、データのチェックは確実にお願いいたします。ご不明な点はお気軽にお問い合わせください。

データチェック対象外項目

オーバープリント

◇トラブル防止のため、オーバープリントのチェックは外してください。オーバープリントの設定は、データチェックの対象外となります。

スミベタとリッチブラック

◇リッチブラックは、CMYKの4色を重ねて黒を表現します。スミベタは、K100%で表現します。4色部分にスミベタをのせると、4色部分が浮き出て見えてしまいます。これを、”のせ”と言います。4色部分が浮き出ないようにするには、リッチブラックをのせて下さい。C40% M40% Y40% K100% ぐらい(但し、280%以下)に設定していただければ、ムラのない黒を表現できると思います。写真の上にスミベタをのせても、”のせ”になりますのでお気をつけください。データチェック対象外です。

IllustratorとPhotoshopの色の違い

Photoshopで作ったデータをIllustratorで使用する時の注意点です。例えばPhotoshopで作成したデータの背景が黒とします。Illustratorで最終データを作成、背景を同じ黒にする時ですがIllustratorとPhotoshopの色は同じではありません。出力時に段差(色の濃さの違いなど)が出ることがあります。このような場合は、Photoshopで両方の背景を作成してください。画面上やプリンターではわかりませんのでご注意下さい。データチェック対象外です。

Illustrator以外のソフトで作成される場合

Officeアプリケーションでご入稿される場合は変換料(1ページにつき1,000円)が必要となります。

◇PDF形式、PSD形式、EPS形式にてご入稿の場合は原則原寸(塗り足しが必要なデザインの場合は必ず塗り足し部分も制作)で作成してください。こちらで修正や変換作業が必要なデータの場合は別途作業料が必要となる場合がありますのでご了承ください。